5月の段階で、8月からの新学期はオンラインでと
言われて来ていました。
ところが自由の国、アメリカ。一筋縄ではいかず、
オンラインに賛否両論合戦が繰り広げられている
中、いつも心が痛いキーワードが。
”オンラインに物理的に対応できない家庭がある”
これは、インターネットやPC、タブレット類が
ないため、オンラインに参加できない学生がいる
いうことです。前年度(5月末)でもすでに、この
件は問題視されており、これにより出席出来ない
学生が数多くいるとの事。
正直ショックでした。水、電気、インターネット
くらいに生活必需品だと思っていたので、
そうではない環境にある子供たちもたくさんいる
いるということを知りました。
これにより、教育が受けられない子供たちを救おうと
ロサンゼルスもあの手この手で、予算を確保したり
募金を募ったりしています。
カリフォルニア州自体は、一定の条件をクリア
しているカウンティ―は、学校の再開をしても
良いという規定になっていますが、残念ながら
ロサンゼルスカウンティ―はクリア出来ておらず、
新年度 8/17からオンラインということが正式に
決定しています。
日本で育った私は、政府が決めたから従う
という姿勢ですが、ここは違います。
学校ごとでもオンラインがいいかどうか
アンケートを取ったり、本当にこの方向で
いいのか、一人一人意見をちゃんと言います。
逆に言うと州長がいつも正しい
わけではない。
”自由”や”権利”を奪われることに
とても敏感で今回のオンラインまでの運びも、
”教育を受けられる権利を奪うな!”
というのが底辺にあった気がします。
コロナの数字が落ち着いてきたら、
👉ハイブリッド(オンライン+登校)
👉ゆくゆくは、学生全員を学校に戻すと
いうのが目標とLAUSDの責任者が
改めて、動画を通して発表しました。
子供たちがまた笑って過ごせる
学校生活が再開されることを
祈りつつ本日はこれで
失礼します。
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